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ヒューマン・ハイウェイ ≪ディレクターズ・カット版≫

2015/09/12


『荒野の千鳥足』『SCUM/スカム』につづく、≪日本初公開!世界のどす黒い危険な闇映画≫第4弾!!
今年の闇映画は社会派だ!!権力の暴走!放射能の恐怖!ロックンロール!
“幻覚剤にまみれた『オズの魔法使い』” “あまりにひどくて大ヒット間違いなし!” とも云われた、ニール・ヤング幻の反核映画が、33年を経て<ディレクターズ・カット版>として日本初上映!!
DEVOのメンバーが働く核廃棄物処理場のある街がボブ・ディランの「風に吹かれて」を歌えないほど放射能で汚染されている中、ガソリンスタンドで働く自動車修理工は夢の中でネイティヴ・アメリカンと一緒に歌ったりコンサートを開き、隣接するダイナーのウェイトレスは気まぐれでコックは狂っていたが、最後には原発事故が起こり地球が終わってしまう。 ニール・ヤングが300万ドルの自己資金を投じ、完全なインディペンデント映画として1978年にサンフランシスコとニューメキシコ州にて撮影が開始。狂ったコックを演じたデニス・ホッパーは撮影現場にナイフを持参、そのナイフで行ったトリックで女優のサリー・カークランドは怪我をし、後年デニス・ホッパーを訴えた。またニール・ヤングからの本作への出演オファーに驚きとともに大喜びしていたDEVOの面々だったが、いざ撮影現場に赴いたときデニス・ホッパーに遭遇、あまりにも狂い過ぎて台詞を一行も言えないホッパーの姿に恐れおののいた。ニール・ヤングは本映画をきっかけとしてDEVOのマーク・マザーズボウの助言と影響により、1979年のアルバム「RUST NEVER SLEEPS」を発表、当時台頭してきていたパンクロックへの共鳴を示すようなアルバムとなった。その中でも永遠に残る代表曲となったのが「Hey Hey, My My」。劇中ではニール・ヤングとDEVOの面々がこの曲で激烈な演奏を見せている。ニール・ヤングは本作で、ありふれた小さな田舎町での、平凡に生きる人々の平和で幸せな平凡な一日を描くことで、のんきに無関心で生活していると大変なこととなる、目先の小さなことでなく、視野を広げてより大きな状況をみなければならないことを訴えかける。初公開時は88分だったが、長年なんとなく「未完成」であるとの思いを抱いていたニール・ヤングは2014年のトロント映画祭にて突如ディレクターズ・カット版を発表、80分に短縮され、全体のテンポもよりスピーディーな編集がなされている。ちなみにデニス・ホッパーが監督作『ラストムービー』(71)の狂乱で干されて以来久々の監督復帰作となった1980年の『アウト・オブ・ブルー』のタイトルはこの曲を元としており、テーマ曲も「Hey Hey, My My」となっている。


監督:
バーナード・シェイキー(ニール・ヤング)『イヤー・オブ・ザ・ホース』(97)『ニール・ヤング/グリーンデイル』(03)、ディーン・ストックウェル『パリ、テキサス』(84)『バックトラック/ハートに火をつけて』(89)

脚本:
バーナード・シェイキー、ディーン・ストックウェル、ラス・タンブリン、ジェームズ・ビシアーズ、ジャンヌ・フィールド

出演:
ニール・ヤング『ラスト・ワルツ』(78)『イヤー・オブ・ザ・ホース』(97)『ニール・ヤング/グリーンデイル』(03)、ラス・タンブリン『ウェスト・サイド物語』(61)『ジャンゴ 繋がれざる者』(12)、ディーン・ストックウェル『砂の惑星』(84)『ブルーベルベット』(86)、DEVOの面々(マーク・マザーズボウ、ジェラルド・V・キャセール、ロバート・マザーズボウ、ロバート・キャセール、アラン・マイヤース)、ブージー・ボーイ、デニス・ホッパー『イージー★ライダー』(69)『地獄の黙示録』(79)『悪魔のいけにえ2』(86)『トゥルー・ロマンス』(93)、シャーロット・スチュワート『イレイザーヘッド』(76)『トレマーズ』(89)、サリー・カークランド『スティング』(73)『スター誕生』(76)、ジェラルディン・バロン『殺人者はライフルを持っている!』(68)

オリジナル:1982年、ディレクターズ・カット:2014年/アメリカ/80分/原題:HUMAN HIGHWAY
SHAKEY PICTURES (C) MMXIV
提供・配給:キングレコード/宣伝:ビーズインターナショナル/配給協力:アーク・フィルムズ
2015年9月劇場公開
yami-movie.com