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スティーヴ・マックィーン その男とル・マン

2016/05/21


執念、裏切り、雪辱。その人生を変えた、真実の物語。
マックィーンがいのちを賭けて完成させた超大作『栄光のル・マン』、その知られざる真実が明かされる。
アメリカ映画界最大のスター、スティーヴ・マックィーンがすべてを捧げ、事実上[製作][脚本][監督][主演]の4役をこなして生涯の夢を実現させた空前の超大作カーレース映画『栄光のル・マン』(1971年)の制作過程を丹念に描いたドキュメンタリー映画最新作。毎年6月、パリ南西約200キロの小都市ル・マンで開催、平均時速240キロ、最高360キロの猛スピードで展開する世界最大のレース《ル・マン24時間》の壮絶な戦いを、プライベートでもレースに参戦するなど熱狂的なクルマ好きだったマックィーンは最もオーセンティックなレース映画を目指して、ほぼドキュメンタリーに近い描写を試みた。しかし映画としてのドラマ要素が必須ととらえたジョン・スタージェス監督と対立、スタージェスは降板し、途中からリー・H・カッツィンに監督が交代。さらに大幅な予算超過と制作の遅れからマックィーンは製作会社からプロデュース権をはく奪され、自身の制作プロ〈ソーラー・プロダクション〉も解散するはめになるなど、そのキャリアに大きなダメージを与えた。マックィーンが人生のすべてを賭けて完成にこぎつけた『栄光のル・マン』は、90台ものパナビジョン・カメラを駆使したすさまじい迫力と臨場感、スピードの極限に命を燃やす男たち、孤独な爆走の中に芽生える友情など、最小限の台詞とともに華麗な男のロマンを描く感動作となったが、世界的に興行成績は惨敗に終わった。しかし日本だけは1971年度の洋画配給収入第三位を記録する大ヒットとなり、数年後にはリバイバル公開が行われ、『ゲッタウェイ』『パピヨン』などとともにマックィーンの代表作の一つとして迎えられた。本作は500箱に及び新たに発見された撮影時の未使用映像、マックィーンのボイス・レコーディング、そして当時の関係者のインタビューで、超大作『栄光のル・マン』の顛末を振り返る。

監督:ガブリエル・クラーク、ジョン・マッケンナ 
出演:スティーヴ・マックィーン(アーカイヴ映像)、ニール・アダムス、チャド・マックィーン、ジョン・スタージェス(アーカイヴ映像)、リー・H・カッツィン(アーカイヴ映像)、アラン・トラストマン、ピーター・サミュエルソン、ジョナサン・ウィリアムス、デレク・ベル、デヴィッド・パイパー、ルイーズ・エドリンド、ジークフリート・ラウヒ

2015年/アメリカ=イギリス合作/112分/原題:STEVE McQUEEN THE MAN & LE MANS
©THE MAN & LE MANS LIMITED,2015
提供:キングレコード 配給:ビーズインターナショナル
2016年5月劇場公開
http://themanandlemans.jp/