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ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション

2020/10/30
http://underdocs.jp/JOANJETT

富や名声に左右されることはない。演奏することがすべて。

ロックンロールに人生を捧げる女性ギタリスト、ジョーン・ジェットの爆裂半生。

70年代末に日本でも大ヒットした女性5人組バンド、ザ・ランナウェイズの中心メンバーであり、解散後は<ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ>としてソロ活動を続け、「アイ・ラヴ・ロックンロール」がビルボードチャート7週連続1位を獲得。2015年にはロックの殿堂入りを果たした、女性ギタリストでありロックンロールの象徴ともいわれるジョーン・ジェットの半生を描いたドキュメンタリー映画。ジョーン・ジェットがギターを手にした幼少期から現代まで、約半世紀にわたるロック人生を95分間で描き切る。

ロサンゼルスの変態プロデューサー、キム・フォウリーに発掘されたザ・ランナウェイズの全盛期、ビートルズ並みの熱狂で迎えられた来日公演、そして日本でのメディアによる取材がきっかけとなった解散の顛末など、ザ・ランナウェイズの歴史も描きつつ、完全なる男社会だった米国音楽業界で<ギターはいらない>と言われ、あくまで性的興味を引くための道具としてしか自身の存在を見ない世界の中で、女性であるがゆえに経験してきた苦労と、ソロ活動以降のバンドメンバーであり盟友のケニー・ラグーナ(THE BLACKHEARTS)とのレーベル運営など、厳しい音楽業界のなかで<純粋にロックンロールを演奏し続ける>ことでもがいてきたジョーン・ジェットの姿が炙り出されていく。

オハイオ州出身のバンド、ギッツの女性ボーカル、ミア・サパタが93年に強姦され殺害された事件においては、ジョーン・ジェットが残されたメンバーとアルバムをリリース、印税を全額捜査の資金に寄付し、11年後の2004年に犯人逮捕にこぎつけたエピソードも綴られている。

半世紀にわたって逆境と戦い、自身の純粋な目的を成し遂げるべく生きてきた一人のミュージシャンの生き様を追った『ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション』は、どんな状況に陥っても自分が賛同できない世界に迎合せずに突き進むことの重要性と美しさを提示する。このように世の中と対峙して生きる人々は多くいるが、ジョーン・ジェットの<ロックを演奏したい><ギターを弾きたい>という純粋さと直向きさは、観る者の心に大事な何かを残してくれるに違いない。

『ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション』

2018年サンダンス映画祭正式出品

2018年|アメリカ映画|95分|原題:BAD REPUTATION  

監督:ケヴィン・カースレイク

出演:ジョーン・ジェット、ビリー・ジョー・アームストロング(GREENDAY)、デビー・ハリー(BLONDIE)、マイケル・J・フォックス、イアン・マッケイ(FUGAZI)、イギー・ポップ、マイク・ネス(SOCIAL DISTORTION)、ピート・タウンゼンド(THE WHO)、マイリー・サイラス、クリステン・スチュワート

© 2018 Bad Reputation LLC

提供:キングレコード 配給:ビーズインターナショナル