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All the Streets Are Silent:ニューヨーク(1987-1997)ヒップホップとスケートボードの融合

2022/08/28

今、世界で最も勢いのあるカルチャーを作り上げた不良たちの物語。
1980年後期のニューヨーク。アンディ・ウォーホールやジャン=ミシェル・バスキアたちの時代が終焉を迎え、そこに空いた穴を埋めるかのようにヒップホップとスケートボードという2つのサブカルチャーが頭角を現し始める。当初ヒップホップは黒人の物、スケートボードは白人の物というイメージが強かったが、当時では珍しくヒップホップを流すクラブMarsのオープンから、Wu-TangClan、Nasやノトーリアス・B.I.G.などのラッパーの誕生、映画『KIDS/キッズ』の公開、スケートブランドZooYorkやSupremeのローンチなどを経て、ライフスタイルが似ていた両者の文化は次第に交わり、ラッパーがスケートブランドで着飾るように、スケーターがヒップホップを聴くようになる。そして、不良と呼ばれていた若者たちの生き様が、今では世界的に最も影響力のあるストリートカルチャーを作り上げた。
2006年に31歳の若さでこの世を去ったニューヨークのレジェンドスケーター、ハロルド・ハンターは1995年の映画『KIDS/キッズ』に出演。この映画を切っ掛けにニューヨークのスケートカルチャーを一気に世界に知らしめることとなる。本作では、同じく『KIDS/キッズ』に出演したロザリオ・ドーソンやレオ・フィッツパトリックがインタビュー出演している他、若かりし頃のハーモニー・コリンの映像も使用されている。その他90年代ヒップホップを代表するアーティストや、現在のストリートファッション界を代表するスケーターなど90年代ニューヨークのストリートを生きた豪華人物たちがインタビュー出演。また、Jay-Z、Method Man、BustaRhymesなどのまだ無名の頃の映像も収録されている。さらに、スケートブランドZOO YORK設立メンバーの一人、イーライ・ゲスナーがナレーションを担当するほか、90年代ヒップホップ界を代表するプロデューサーのラージ・プロフェッサーがオリジナル楽曲を提供。


監督:ジェレミー・エルキン ナレーション:イーライ・ゲスナー 音楽:ラージ・プロフェッサー 製作総指揮:デヴィッド・コー 製作:デイナ・ブラウン、ジェレミー・エルキン
原題:AlltheStreetsAreSilent:TheConvergenceofHipHopandSkateboarding(1987-1997)
2021年/アメリカ/89分
©2021ElkinEditions,LTD.AllRightsReserved.
日本語字幕:安本熙生
配給:REGENTS 宣伝:ビーズインターナショナル
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