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反逆のパンク・ロック

2022/08/27

新しいジェネレーションについての…新しい映画。
80年代パンクスの行き場のない怒りが爆発する!
[1983年シカゴ国際映画祭・最優秀長編デビュー作賞受賞]
ドロップアウトした若者たちの非常な青春を、『ザ・デクライン』(81)のペネロープ・スフィーリス監督が映画史に焼き付けた、パンク・ムービー最重要作『反逆のパンク・ロック』が制作から39年を経て、最新のデジタル・ニューマスターで日本初のロードショー公開!
社会に馴染めない路上生活を送るパンクスたちの儚い日常。パンク・ドキュメンタリー映画の最高峰といわれる『ザ・デクライン』(’81)、興行収入1億ドル突破の『ウェインズ・ワールド』(’92)の監督ペネロープ・スフィーリスがB級映画の帝王ロジャー・コーマンのもとで撮り上げた長編劇映画デビュー作。
俳優ではなく多くの本物のパンクスたちをキャストに起用、主演女優のジェニファー・クレイはパブリック・イメージ・リミテッドのライヴに並んでいるところを監督が発見、出演となった。ジェニファー・クレイの他の出演作はなく、キャリアや消息も不明。現レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーはLAのパンク・ロックバンドFEARのリー・ヴィングの家にたむろしていたところを監督に発見され本作で映画デビュー、「Mike B. the Flea」の名でクレジットされている。フリーいわく「『反逆のパンク・ロック』は世界的にパンク映画のバイブルとなっている」という。本編ではT.S.O.L.、ヴァンダルズ、DIなどのUSハードコア猛者たちのライヴが盛り込まれ、USハードコア周辺がいかに危険で暴力的な空気に満ち溢れていたかなど当時の空気に触れられる貴重な映画となった。日本では未公開、DVD発売やテレビ放送で終わっていたが、制作から39年を経て、最新のデジタル・ニューマスターで初公開となる。本作はスフィーリス監督のデビュー作『ザ・デクライン』の劇映画版的な側面を持つが、その後の98年、ドキュメンタリーである『ザ・デクラインⅢ』で本作以上の状況となった本物のパンクスたちの非情な現実を映し出すこととなる。


(1983年|アメリカ|96分|G|日本劇場未公開|原題:①SUBURBIA ②REBEL STREETS ③THE WILD SIDE)
© 1983 SUBURBIA PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
監督・脚本:ペネロープ・スフィーリス 製作:ロジャー・コーマン 音楽:アレックス・ギブソン ライヴ映像:T.S.O.L..、ヴァンダルズ、DI 出演:クリス・ペダーソン、ジェニファー・クレイ、ビル・コイン、フリー、アンドリュー・ピース
キングレコード提供|ビーズインターナショナル配給
公式サイト